パート保育士が仕事と育児をつづる:チャイルドノート 

平凡な主婦が独学で保育士資格を取得。

「裸の王様」になった保育士の末路

 

こんにちは😊

独学で保育士資格を取得後、保育園でパート勤務をしている保育士ママです。

 

今回のテーマは【「裸の王様」になった保育士の末路】です。

 

これは保育士に限った話ではないのですが。

 

公務員や学校の先生、福祉施設の職員なんかで、たまに聞かれるのが

 

仕事上直接お金のやり取りが発生しないが故に、何か勘違いをしたまま仕事をしている人」の存在。

 

仮に、裸の王様問題とでも呼びましょうか。

 

私が以前働いていた保育園にも、そんな王様A先生がいたんですよ。

ʕ⁠ಠ⁠_⁠ಠ⁠ʔ

「あなたはナゼそんなに偉そうなんでしょうか?」

みたいな人が。

 

常に子供に高圧的な態度で接し、両目は常に逆三角。

 

もしくは、何か子供同士のトラブルが起きやしないかと、目がギラついちゃってる感じ。

 

その先生がお部屋にいると、子供達にも緊張が走り

「怒られないようにしなきゃ」

「ふざけ過ぎたら100%ヤラれる💀」

とばかりに、子供達も急にお利口さんになったりして。

 

確かにその先生は「子供の統率力」はあったのかもしれませんが、じゃあ「子供に好かれてるのか?」と聞かれると、どう考えても「怯えさせているとしか思えない」という状況。

 

私も当時は仕事を始めたてだったので、年は私の方が10才以上は上だったにも関わらず、子供達と同様

「怒られないようにしなきゃ💦」

みたいに過緊張する始末(笑)

 

とはいえ、そんな環境で2年が経過した頃、その先生が妊娠・出産のために仕事を辞めたんです。

 

その頃には私も仕事に慣れ、職場でも戦力になれていたので当然叱られることもなく

「やっと辞めてくれたわぁ〜😅」みたいな思いは微塵もありませんでしたが。

 

そしてしばらくして、A先生は産まれたばかりの赤ちゃんをそれはそれは大事そうに抱え、保育園に顔を見せに現れたんです。

 

正直、あんなに子供を愛おしそうに見る聖母マリアのようなA先生を初めて見ました。

 

「ほんとに同じ人なんでしょうか…??😳」

と思うくらいに、まとっているオーラ✨が全然違っていて。

 

「先生(雰囲気)変わったね〜…」

なんて、冗談でも言えなかった小心者の私はコチラです。

 

内心「人ってやっぱり子供を産むと変わるんだな〜…」なんてぼんやり思っていたんですが、

いきなりA先生が

 

「先生、私働いてた時めちゃくちゃ怖かったですよね…😓」

「子育てって、こんなに大変なんですね…」

「私、何も知らないのにすごい偉そうだったな〜って思って」

「お子さんのいる先生達はこんなに大変な思いをして毎日子育てして、さらに仕事もしてたんですね…(反省)」

って言われたんです。

 

「子育てのこと何も分かってないのに、先生に生意気な態度取っててすいませんでした…💕💦」

とも。

自分より年上の元後輩である私に対して、こんなにも正直に自分の想いを伝えてくれたA先生。

 

この時初めて、私はA先生の本当の想いを知ったのです。

 

本当は

「子供を産んでない自分」

「子育てもしてない自分」

「なのに子育てのプロとして、子供やその親と接しないといけない自分」

 

というプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、仕事のミスをしないように、そして子供が間違った事をしていたらその都度注意をして…

気を張って気を張って、頑張っていたんだなぁ…って。

 

そしてA先生は誰より責任感が強く、真面目で、自分が嫌われてもいいから他人の気になる点は注意をし、より良いチーム保育をしようとしていたんです。

 

それこそA先生より若い新米先生は、もしかしたら

「あんなお局社員にはなりたくないわね😏」

ぐらいは思っていたのでしょう。

 

でも私のようなシワシワのアラフォーともなれば、A先生の本当の気持ちが痛いほど理解できます。

 

真面目な人ってそうなっちゃうんです。

頑張りやさんだからこそ、目が三角になっちゃうんです。

「ま、いっかテキトーで♪♪」

(о´∀`о)

とかできないんです。

 

私の園にいた裸の王様、A先生は正直保護者にもマークされていたと思います。

 

「保育園どうだった?」と親が聞かずとも、家に帰った子供が

「A先生が怖い…😢」

と、親に訴えているだろうことが容易に想像がつくからです。

 

それでも子供を保育園に人質に取られている親は

「もっとうちの子に優しく接してください」

なんて言えないわけです。

 

「“あの子の親はモンペだ”とか思われたらどうしよう…」

とすら思ってる可能性もあります。

つまり、親はA先生に物申せないんです。

そんでもって、A先生の後輩も当然物申せない。

 

A先生の上司である園長も

「ベテランに辞められたら困る」

との事情から、物申せない。

 

つまり、どうしても裸の王様が一定数生まれてしまいがちな事は否めない訳です。

 

でも、聞いてほしいのです。

A先生のこんな理由から、“裸の王様風”になってしまう保育士もいるんです。

 

本当は仕事熱心なだけなのに、それが空回りしていたA先生。

誰も注意できなかったからこそ、A先生なりの「子供のため」という正義がそのまま適応されていた現実。

 

子育てが一段落して仕事復帰したら、絶対にいい保育士になるんだろうな…

(*^^*)

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