パート保育士が仕事と育児をつづる:チャイルドノート 

平凡な主婦が独学で保育士資格を取得。娘は中学受験で御三家中学に進学。

パート保育士が思う保育園での食育や栄養の話


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独学で保育士資格を取得後、保育園でパート勤務をしている保育士ママです。


今回のテーマは【パート保育士が思う保育園での食育や栄養の話】です。

 

最近、アマゾンプライムで立て続けにドキュメンタリー番組を2つ見たんです。

1つは『甘くない砂糖の話』、そしてもう1つは『フードインク』というタイトルのもの。

どちらも私達が口にする「食事」というものについて、それがどのように作られて消費者に届けられているのか、どのように我々の健康を害するのかを記した映画でした。

 

いやぁ〜…『甘くない砂糖の話』に関しては、しばらく糖分を取るのが怖くなりましたね😱

娘も

「この映画知ってる〜!😮歯医者さん行った時にモニターでずっと流れてたよ〜!」

と言っていましたが。

幸い娘は、砂糖や炭水化物の「糖分取り過ぎ問題」についてはすでに理解しているため、バカみたいに食べすぎる事はありませんが。

 

私はその日、珍しくデパ地下で美味しそうななめらかプリンを買って冷蔵庫に冷やしていたため、テンションが一気にダダ下がり😑

(1個300円以上する高級なやつをウキウキで買ってたわけですよ…(泣))

もちろん勿体ないんで食べましたけどね。

全く美味しくも感じられず、残ったのは罪の意識だけ…。

 

私が子供とよく見ている“中田敦彦のYouTube大学”でも、

「砂糖は白い悪魔の3兄弟である」

「いかに中毒性のある砂糖を人の体内に入れるか」

「砂糖を使った商品は世の中に溢れている」

「ビジネスとしてまた買ってもらうために、どれもたっぷり砂糖を入れている」

と、あっちゃんが繰り返し言っているんですよね。

そう。

砂糖は中毒性があると分かっていたはずなのに

(´-﹏-`;)

 

さて、私が勤務する保育園では、園内で調理をしてくださる管理栄養士の方が、定期的に食育について子ども達に話してくださるのですが。

(↑以前勤務していた保育園でも、同じように食育についての時間は設けていたので、たいていどこの保育園でも同じような状況かと)

 

「お魚の体内はこんな風になってるんだよ」

「野菜はツルツルなもの、ザラザラなもの、柔らかないもの、固いもの、手触りが全然違うね」

「スイカとかイチゴって、実は野菜なんだよ」

「ご飯は体を動かすもの、お野菜や果物は体を病気から守るんだよ」

などなど。

子ども達に分かりやすいように。

分かりやすい言葉で伝えていきます。

 

もちろんそのように「食事の大切さ」を子どもに

レクチャーしていく事が大事であることは大前提として。

最近改めて思うのは、

保育園の食事って、改めて完璧な食事だなぁ

という事なんです。

①ご飯、②汁物、③主菜、④副菜、⑤果物、

私の勤務する保育園では、必ず毎日給食で提供されるのはこの5セットなのです。

※保育園で提供される給食は「五訂版日本食品標準成分表」というものを使って、栄養価をしっかり計算することが決められています。

 

私も子育てをしているので分かりますが、毎日きちんとこれを食事で提供するのってめちゃくちゃ大変です。

今でこそ、保育士資格を取る上で「栄養」についてはきちんと勉強したので、そこそこ知識はありますが。

正直、家庭で育ててると

「公園行ったら疲れちゃったから、お昼はパンだけでいっかぁ〜😩💦」

みたいなことって、家庭あるあるです。

でも保育園では、

・毎日安心の材料で

・管理栄養士の考える栄養バランスの取れた

・園内で作りたての温かい料理(保育園は、自園調理が基本です)

を給食で食べている子ども達。

恵まれているなぁ🤔と感じます。

 

もちろん「3時のおやつ」は、スーパーで売っているような“砂糖たっぷりのTHEお菓子!”ではなく、栄養士の手作りのおにぎりや、ホットケーキなどなど。

 

お昼過ぎには勤務時間が終わる私は、よく栄養士から「おやつにどうぞ〜😄」と、子ども達用の午後のおやつをお裾分けでいただいたりして♪

「ガツンと砂糖!!」という味ではなく、手作りならではの優しい甘み💕で私も大好きです。

 

※因みに管理栄養士の考えるメニューがいつも完璧なので、私は密かに夕飯の献立の参考にしたりもしてます😊

自分一人で考えていると、どうしてもメニューがマンネリ化するんでね…💧

 

★★★★★

ということで、今回は保育園での子供の食育や栄養についてのお話でした。

 

子ども達を含め「孤食」「栄養不足」など簡単に乱れがちな現代の食生活の中で。

きちんと栄養について学んだ、国家資格を持つ管理栄養士や保育士が責任を持って「子ども達の食」を守っていく。

まるで世の中の治安を守る警察官のように。

 

皆さん、時間があったらぜひ

・『甘くない砂糖の話』

・『フードインク』

見てみてください👀(笑)

 

『甘くない砂糖の話』では、マウンテンデューという甘い清涼飲料水にハマった少年が、10代で総入れ歯になり。

死ぬほど痛い思いをしたのに「それでも飲むのを辞められない…」(←完全な砂糖中毒😱)と言っていたり。

↑まさに娘が歯医者さんで見たやつです。

怖いんですよ、とにかく。

 

『フードインク』は、アメリカの「資本主義上等!」なバリバリのビジネスの世界で、効率よく食肉を生産する方法が紹介されていて。

草食である牛に、コーンなどの安い穀物を無理矢理餌として与えたり。

ギューギューに狭く薄暗い小屋で育てられる食用の鶏が、足の筋力がなさすぎて転んだら自力で立つこともできない映像とか。

もうね、海外産のお肉をスーパーで見たらしばらくトラウマで買えなくなるレベル(笑) 

 

私はアマゾンプライムで、どちらも無料で視聴しました。

最近ドキュメンタリー映画にハマっているので、

「この映画を見たあなたにおすすめ」に出てくる他のドキュメンタリー映画も見てみようかな♪😊

↑そういえば、『スーパーサイズ・ミー』という、「1日3食、30日間ファーストフードだけを食べ続けるとどうなるか?」(怖い💦怖すぎる…😭)という体を張った企画の映画も昔話題になりましたね(笑)

懐かしい…。