パート保育士が仕事と育児をつづる:チャイルドノート 

平凡な主婦が独学で保育士資格を取得。娘は中学受験で御三家中学に進学。

子どもにとって理想の保育環境とは?

独学で保育士資格を取得後、保育園でパート勤務をしている保育士ママです。

今回のテーマは【子供にとって理想の保育環境とは?】です。


さて、子ども達にとってどんな保育環境が理想なのでしょうか?

今回は、こちらを私なりに思ったことを書いていきたいと思います。

以前、私はジブリ作品の監督で知られる、宮崎駿さんの絵コンテやセル画が展示されている企画展に行ったことがあるのですが、そこで1つだけ、とても印象に残っている作品があるんです。
 
それが、宮崎駿監督の思う理想郷(イーハトーブ)のスケッチでした。

「こういうのっていいよね」というそのスケッチには、沢山の小さな子供たちと、お年寄りが描かれていました。

確か、お年寄りのいる病院か老人施設のような所の敷地内に、小さな子どもたちがワイワイ入って行って、仲良く同じ時間を過ごしている絵だったと思います。

どちらもとても幸せそうで、嬉しそうなお年寄りと、子どもたちの賑やかな声が今にも聞こえてきそうな、とても素敵なスケッチでした。

まるで宮崎駿監督の、

「お年寄りの近くには小さな子供たちがいた方がいい」

というメッセージが聞こえてくるようでした。

何故かこの絵がすごく心に残った私は、今まで観てきたジブリ作品を思い返してみました。

すると、確かに宮崎駿監督作品には、

「子どもとお年寄り」の関係性

がよく出てきますよね。

・『となりのトロロ』のさつきとメイと、カンタのお婆ちゃんの関係

・『崖の上のポニョ』のそうすけと、そうすけの通う保育園のお隣の老人施設のお年寄りとの関係

・『千と千尋の神隠し』の千尋と湯婆婆の関係

などなど。

特に『崖の上のポニョ』のそうすけのいる保育園と、その母親の働く老人施設が隣同士であるという点が、まさに宮崎駿監督の理想の空間のようで、この設定にしたことに納得です。

やっぱり子どもとお年寄りって、相性いいんですよね。

私の娘も、まさにこれです。お婆ちゃん大好きです。

「これだけ年が離れてて、よくそんなに気が合うねぇ…😅💦」

と思うほど、仲が良くて。

なんなんでしょう、本人の周りの時の流れが似ているのでしょうか。

それとも、自分の子育て(責任)はもう終わった、今は孫を可愛がるだけ、という気楽さが余裕を生むんでしょうか。

そんな、子どもを丸ごと受け止めてくれている感じを娘も感じているようで、

「おばあちゃんは絶対にそのままの私を見てくれる」

という安心感なのか、とても心を開いているように見えるんです。

そういえば東進ハイスクールの林修先生も、昔テレビで

「ちびまる子ちゃんのまる子とおじいちゃんの関係が、理想の家族関係」

って言ってたのを思い出しました。

今はなかなか3世代で同居している家族は少ないとは思いますが、だからこそ保育園で沢山の年代の先生と関わって、子ども達の情緒を育んでいける環境が理想なのではないかな、と思います。

以前、別の記事にも書きましたが、私は出産前は子どもには特に興味がなかったんです。

でも、死ぬ思いをして(大げさ?)子どもを産んで、日々子育てをしていく中で、子どもって可愛い😊💕と心から思うようになって。
 
私もいい年になってきたからでしょうか。

年々、街なかで小さな子を見るたびに自然と目が行ってしまって👀

だからお年寄りの人が、小さな子供を見て目を細めてニコニコしている気持ちが、今になってよく分かるんです。

子どもっていう生命力に溢れているものを見ると、何だか無条件に惹かれてキラキラして見えるんですよね〜(遠い目)

植物にも大して興味がなかったのに、最近妙に綺麗なお花にも目が行ったりね。これと同じですね。

あぁ、私ももう完全に年です。年なのがバレます。

私も老人施設に入るくらい年を取ったら、隣りにある保育園の子ども達が毎日遊びに来てくれるだけで、間違いなく元気をもらって長生きできる気がする🤗

そういう施設を幼老施設というらしく、全国にいくつもあるみたいですね。

保育園単体とは違い、老人施設と併設されることでメリットデメリットあるようですが、まさに宮崎駿の理想郷ですね。


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