パート保育士が仕事と育児をつづる:チャイルドノート 

平凡な主婦が独学で保育士資格を取得。娘は中学受験で御三家中学に進学。

保育士あるある 自分の子供に優しくなる話

独学で保育士資格を取得後、保育園でパート勤務をしている保育士ママです。

今回のテーマは【保育士あるある 自分の子供2優しくなる話】です。

保育士あるある話は、ネタとしていくつかあるかなぁと思いますが、まずはこれ。

私は何人かの保育士から

「保育園で子ども達と接してると、自分の子供のいいところが見えてきて、娘(息子)に優しくできる😄」

という話を聞きました。

これは保育士あるあるなんだと思います。

確かに、家で自分の子供だけを見ていると、

「まだこんなこともできないなんて…」
「こんな風に育てたつもりはないのに…」
「○○ちゃんはこんなに良い子に育っているのに…」

など、自分の日々の育児の頑張りに対して、子供がいまいち成長していないように感じて、

「はぁ〜😓」

となってしまうことありますよね。

…私はありました💦

自分が娘と同じくらいの年の頃は、もっともっと沢山の事ができてなかったのを都合良く棚上げして、
子供のできていない所を叱ったりしてました。

もはやそんな私を注意する大人もおらず、子供は結局親には勝てない。

当時、私と互角に戦うだけの語彙力も持ち合わせていなかった娘は、叱られると大泣きするか、反抗して暴れるかしてましたね。

親子関係も悪化して。

当時娘は

「もっと私の話(言いたい事)聞いて!!」

と、泣きながら訴えていました。

でも、仕事でもっともっと小さい子ども達のお世話をしていると、誰かしらが何かしらできてないので、

「うちの娘はあんなこともこんなことも上手にできていたのか…😳」 

と、今更ながら気づいたりするんです。

だいぶ遅いですが(笑)


上手にできていたことは

「そんなことできて当たり前」

と褒めもせず、できてないことを注意する。

でも、保育園で沢山の子供たちを見ていると、当たり前のことが当たり前にできない子達が山のようにいるんです。

もう、できないことがデフォルトなので、ひたすらそのフォローに回る感じ(笑)
 
もはや、メインの仕事は、

「子どもが集団で動く際に、みんなと同じことができてない子のお世話をする」

と言っても過言ではない。

具体的には、

・先生の指示通りに動けない

・お友だちを叩いてしまう

・毎日のルーティーン作業ができない

・給食を食べるのが遅く、必ず残してしまう

などなど。

仕事になれば、どの場面であっても、誰かしら必ずできない子がいるので、どの保育士も、きっと何も思わずお世話をするんです。

むしろお世話をするのが好きな保育士が多数派なんです。

そんな私も、仕事の時は

「手がかかるけど可愛いなぁ😋」

って本気で思ってるんですよね。

学校の先生でも、手のかかる生徒の方を可愛がってた。なんて、よくある話ですよね。

今になれば、その先生の気持ちちょっと分かります。

娘には、

我慢も理不尽な想いも沢山させてしまったかな…

と思いますが、途中で気づけたことは私にとって大きな進歩。

今は子育ても、精神的に余裕を持ってのぞめてる気がします。

家で、自分の子だけを見てると、どうしても視野が狭くなりがち。

保育園って、まさに小さな社会の縮図だと思います。

いい悪いではなく、いろんなことが「できる子できない子」色々います。

保育園にいると、色んなことが見えてきます。

「子どもってこうやって少しづつ成長していくんだな」

「自分の子供はすでに沢山のことができていたんだな」

実際、私は自分の子供を注意する回数も本当に減りました。

そして、よくできていることに関しては、

「上手にできててすごいね〜!」

「○○(娘)はこれが得意だね!」

と、言葉にして伝えるようにしています。

言うまでもなく、親子関係が改善したのと、単純に育児がさらに楽しくなりました。

その理由は、私の中で

「ちゃんと育てなくては」

という子育てのプレッシャーが少し減ったからだと思います。

「今のままでも充分よく育ってる」

って、思い込ませるのではなく、本心でそう思えるようになったから。

だから、子育てが楽しくなったんです。

保育園でうまくいったやり方を、自分の子供にも応用してみたり。

逆に、自分の子供にやっていたやり方で、保育園の子ども達にも接してみたり。

子どもだけじゃなく、そうやって自分自身も精神面も保育の技術面も、少しづつ成長しているんです。


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